エックスサーバーの別アカウント契約サーバーに引越しドメインも変更した話

引っ越しに備えはさみやカットしたカーペットの写真 note

このブログを開設するにあたり、訳あって別契約のサーバーからデータを引っ越し、サブドメインにとあるホームページを設置する必要がありました。
初めてやることですので、だいぶ苦労したんですが、忘れないようにその話をメモ。

最初にイメージしてた作業内容とのギャップ

「前に契約していたサーバーからデータをダウンロードして、それを新しく契約したサーバーにアップロードして、多少の設定変更すればいけるっしょ!」と思ってました。
「なんなら同じエックスサーバー間のデータ移行なので、もしかしたらボタン一つで終わったりして」

甘かった。。

バックアップをとるのはXserverのサーバーパネルで直感的にできたのですが、アップロードのボタンなさそう、、、。
ネットで検索したら、別アカウント間のデータ移行は手動でやるしかないってあるし。

バックアップは取れるようだが、どうやってアップロードすんだ??

結論、このサイトに顛末のすべてが書かれていて、参考にしまくってなんとかなりました。

【最新2019年版】簡単!WordPressのバックアップデータの復元方法
※もしもバックアップデータ自体の作成がまだの人、もしくはUpdraftPlusを用いてバックアップを行った人は、「【最新2019年度版】WordPressでバックアップを取る方法の徹底解説&比較」の記事を参考にしてほしい。UpdraftPl

ただ、手順をなぞって進んでいくには、やや分岐点も多くやや複雑。なので、全体像をイメージしてから進んでいくのがおススメです。
ざっくりしたマイルストーンは次のイメージ。

  1. 移管元サーバー内のデータとMySqlのバックアップをとる
  2. 移管先の設定(ドメイン設置&WordPressインストール&データベース構築)
  3. (下準備)FTPソフトのインストールと設定
  4. (下準備)コードエディタのインストール
  5. ファイルの転送
  6. SQLの設定

バックアップでも注意しないと!

まず、移転元のサーバーにログインしてバックアップをとります。Xserverのサーバーパネルへ入れば、超わかりやすく「バックアップ」というボタンがある。手動と自動があるようですが、現時点のスナップショットを取れればいいので、手動でOK

圧縮形式とかも選べるけど、それもネット検索で迷わずいけた。

FYI: 自動バックアップと手動バックアップの違いはこちらの記事が丁寧にまとめてくださってます。

エックスサーバーのバックアップ方法を解説!自動と手動の違いなど
エックスサーバーのバックアップ方法はとても分かりやすくて簡単です。 初心者でも安心の「自動バックアップ」機能と…

でも、直感で行くと見落としがちな大事な手順がひとつ。
MySQLもダウンロードしとかないといけないんですね、、、。

現在のMySQLデータベースをダウンロード | レンタルサーバーならエックスサーバー
レンタルサーバー「エックスサーバー」のご利用マニュアル|MySQLデータベースについて手動でバックアップを取る手順について案内しています。

「ガワと中身」それぞれお引越しが必要ってこと??

ちょっとまだ勉強中でわかってないのですが、どうやら表示するものと、それを表示するための仕組みと、それぞれお引越しが必要なようです。

MySQLのダウンロードがやっかいで、移管元のサーバーに複数のブログを設置していた場合、データベースも複数存在しています。そのため、引っ越すべきMySQLを特定するのも一苦労。※移管方法調べた後でやれば問題なく見つけられます

先ほどご紹介した参考にしたサイトは、かなり丁寧に説明してくださってるのですが、ゆえに「これってなんのための手順?」「なにをチェックしたら大丈夫って思っていいの?」「わたし本当に間違ってない?」というのを理解しずらい。
わたしの場合は『表示するものと、それを表示するための仕組み、それぞれお引越しが必要』というイメージに至って、理解が早まりました。

引っ越し先のドメインにはワードプレスのインストールが必要??

「サーバーのデータをそのまま引っ越すのだから、ワードプレスのインストールはいらないんじゃね?」なんて疑問を抱く方も少なくないのかなぁ(私はそのくちでしたがw)
結論、必要です。なので迷わずドメイン設定後はワードプレスをインストールしましょう。
ワードプレスのインストールが済んでいない状態では、次へ進めません。

下準備。自分のPC内に必要なものをインストールしておこう

サーバー間のデータ引越しなので、ブラウザがあれば大丈夫と思ったのですが、自分のPCにもツールを入れておく必要がありました。

まずはエディタのインストール

まず、サーバー間のデータ移行では、サーバーにあるphpファイルなどの中身を確認したり編集することがあります。なので、エディタをインストールしましょう。
私はWindowsユーザーというのもあり、サクラエディタをインストールしました。
Macの方はmiがいいそうです。

FTPソフトのインストールと設定

つづいて、FTPソフト。これも参考サイトの指示に従い、FileZillaをインストールしました。
FTPというのは、ファイル・トランスファー・プロトコルの略で、ローカル(PC内)にあるファイルをサーバーへ転送したり、逆にダウンロードしたりするのに使うもの。
サーバーと連携させる必要があるので、諸設定が必要ですが、そう難しくはありませんでした。
参考サイトに詳細に説明があるので省きますが、
「新しいサイト」→「ホスト/ユーザー/パスワード」を入力し「接続」すれば、サーバーと連携します。

必要情報は、引越し先のXserverサーバーパネルで、「サブFTPアカウント設定→ (該当のドメインの)設定→  (メニューの)編集ボタン」の順に進んでいけば確認が可能です。

ダウンロードしたデータをFTPソフトでサーバーに転送

詳細は、参考サイトをご覧ください。
大事なのは、あらかじめバックアップした「wp-config.php」の中身を編集しておくこと。引越し先の情報に書き換えておく必要があります。変更箇所は以下の通り。

  • DB_NAME
  • DB_USER
  • DB_PASSWORD
  • DB_HOST

繰り返しますが、参考サイトで丁寧に説明されていますので、作業時はそちらをご覧ください。

phpmyadminへのログインとデータ削除

Xserverをご利用の方も、なかなかなじみがないと思うんですね(そんなことないかなぁ??)
ここではデータベースの設定をします。バックアップでダウンロードしたMySQLをインストールするのがゴール。
そのまえに、引越し先に既に存在するデータを全部消します。
※詳細は参考サイトを。データベースの選択を誤ると大事故なので、必ず熟読のうえ作業してください。

次に、ダウンロードしてきたsqlファイルをインストールと行きたいのですが、
今回はドメイン名の変更もあるため、sqlファイル内にある旧ドメインを新ドメインに一括置換します。
sqlファイルをサクラエディタ上にドラックすればファイルが開き、MicrosoftOfficeのWord感覚で一括置換できます。
ただ、その前に確認頂きたいことがひとつ。

わたしの場合は文字化けしまして、、、。文字コードの問題なのですが、UTF-8で開いているつもりがうまくいかず。

次のサイトで、UTF-8で開きなおす方法が書かれておりますので、文字化けした方はご参考にしてください。

ドメインの書き換えが終わったら、sqlファイルをインストールします。

これで完了。ちょっと待てば新URLでブログを確認できるんだが、その前に

作業自体は完了で、サイトも閲覧可能だと思うのですが、引越し先でWordPressのadmin画面に入ると、エディターで予期せぬエラーが出る場合が、、。

エディターで予期しないエラーが発生しました。

どうやら旧サイトはhttp始まり、移行後のサイトはhttpsが正しいというのが原因の様子。
次のサイトに救われました。さまざまな対処をトライされているので、同じトラブルにあった方はぜひご覧ください。

エディターで予期しないエラーが発生しました。でドハマりした件
やられました。ちくせう。 思い返せば初歩的なミスで、とてもお恥ずかしい話なのですが誰かの役に立てば、また備忘録として事の発端から順を追って記録しておきます。 解決までの道のりが長いのでさっと解決策を知りたい方は目次から飛 ...

最後に

そんなわけで、サブドメインで次のブログ設置をサポートしています(運営はわたしではないですし、団体との関係もないですが)。

Glaubenのユニフォーム
https://glauben.monnoface.com/

友人がやっているブラインドサッカーチームのホームページ設置のお手伝い。 気のいい方々なので(2020年4月時点、コロナの影響で活動休止中ですが)、ぜひ応援してください。

コメント

タイトルとURLをコピーしました